非常警報器具及び設備とは

皆さんこんにちわ。

2017年もあとわずかとなりました。今回は非常警報器具及び設備についてお話します。

意外に非常警報器具と非常警報設備の区分けがわからなかったりしますのでそれも以下で説明させて頂きます。

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非常警報器具及び設備とは?

非常警報設備(複合装置)の例

非常警報設備(放送設備)の例

文字通り非常時に警報を鳴らす器具又は設備です。

上の写真が非常警報設備(複合装置)で、ボタン(起動装置)を押すとサイレンや非常ベルが鳴動するものになり、下の写真が非常警報設備(放送設備)で、非常放送設備とも呼ばれています。

他にはベルやゴングを叩いて鳴らす非常警報器具があります。

非常警報器具とは

  • 簡易的な器具のことで拡声器・ゴング・警鐘(けいしょう)など

非常警報設備とは

  • 操作部・電源部・起動装置や、これらが一体となった複合装置からなる警報設備で、人間がボタン(発信機などの起動装置)を押すなどして作動(ベルやブザーを鳴らす)させるもの。
  • 建物全体(若しくは一部)に放送(音声やサイレン)を鳴らすことが出来る一般放送も兼ねた非常用放送設備。
  • 増幅器(アンプ)、操作部、電源部、起動装置(発信機など)、スピーカーなどから構成されている。
  • 一般放送(業務放送)では音量調整器(アッテネータなど)が作用して音量が調整できますが、非常起動ボタンを押して非常放送にすると、音量調整器(アッテネータなど)を無視して放送ができる。
  • 非常用放送設備には自動火災報知設備と連動している物もあって、自動火災報知設備が火災信号を受信すると放送設備も連動し放送を流します。「(女声で)只今(場所名)の火災感知器が作動しました。係員が確認しておりますので、次の放送にご注意ください。」とか「(男声で)火事です。火事です。(場所名)で火災が発生しました。落ち着いて避難してください。」なんて放送が流れて、サイレンも鳴ります。

どんな場所に設置されてるの?

これらの器具や設備は防火対象物の規模(大きさ)ではなく、収用される人数(収容人員)と用途(政令別表第一)で決まっていて、コンビニなどにも設置されています。

おおまかに言うと、収用人数が20人未満なら非常警報器具(拡声器など)でもOKです(所轄消防による。)

20人以上50人未満なら非常警報設備(非常ベルやサイレン)が必要になります。50人以上なら非常警報設備(放送設備)が必要です。

また、自動火災報知設備などを有効に設置してある場合は、その有効範囲内には非常警報器具・設備の設置は免除されます。

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日常点検について

外観、簡単な操作で確認します。

非常警報器具(拡声器・ゴング・警鐘(けいしょう))

  • 外観に破損・腐食・変形等がなく、ハンマ(ゴング等を叩く物)が一緒に置いてあるか
  • 叩いて明瞭に鳴るか
  • 拡声器が電池式の物は電池の容量があるか、また鳴動は良好か確認します。

非常警報設備(複合装置等)

  • 操作部・複合装置等の交流電源灯(または電圧計)が点灯若しくは適正値か
  • 赤色の表示灯が点灯しているか
  • 外観に破損・変形・腐食等がないか
  • 起動装置を操作して(ボタンを押すなど)ベルやサイレンが鳴るか
  • 非常電源試験スイッチを操作して(ボタンを押す・レバーを下げるなど)非常電源(内蔵バッテリーなど)に切り替わるか確認します。

非常警報設備(放送設備)

  • 交流電源灯または主電源灯(もしくは電圧計)が点灯または適正値内か
  • 起動装置(発信機)の直近の赤色の表示灯が点灯しているか
  • 非常電源の充電灯(電圧計若しくは電源灯)が点灯または適正値内か
  • 非常電源試験(蓄電池試験)スイッチを操作して(ボタンを押す等)非常電源に切り替わるか
  • 非常ボタンを押して非常放送に切り替わり非常の放送が出来るか確認します。

非常警報器具及び設備、だいたい理解いただけたでしょうか?次回は非常警報器具及び設備の消防点検についてお話させていただきます。

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