誘導灯・誘導標識の点検要領

みなさんこんにちわ。

あと半月で年が変わります。光陰矢のごとしとはよく言ったもので、2017年も今思い返すとあっと言う間でした。

今回は誘導灯の点検要領について説明していきます。点検に際し、誘導灯信号装置・専用感知器等の有無を確認して、点検に支障がでないように気を付けましょう。

また高輝度蓄光式誘導標識について下部で説明しています。

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外箱及び表示面

種類

  • 防火対象物の用途、設置場所により適正な機種の誘導灯(避難口・通路など)が設置されているか確認する。
  • 機種等の組み合わせが適正になっているか確認する。
  • 機種等により適正な距離が保たれているか確認する。
  • 方向を示す誘導灯はその方向に誤りがないこと。

視認障害

  • 所定の位置に設置されている確認します。
  • 誘導灯の周囲に間仕切り・衝立・カーテンなどがあって視認障害になっていないか確認します。
  • 誘導灯の周囲にこれとまぎらわしいもの、誘導灯をさえぎる灯火、掲示物などがないか確認します。
  • 防火対象物の改築等により誘導灯の設置位置が不適切になったり、個数に不足が生じていないか確認します。

外形

  • 変形・破損・変色・脱落などがないか確認します。
  • 正常に取り付けてあること。
  • 表面の緑色が青色に、白色が茶色に変色している場合は速やかにパネル交換する。

表示

  • スイッチの名称、専用回路である旨の表示に汚損・不鮮明がないか確認します。
  • 誘導灯・誘導標識の基準に適合する器具か、又は指定認定機関の認定証票が貼ってあるか確認します。

非常電源(内蔵型に限る)

外形

  • 変形・破損・腐食・亀裂などがないか確認します。
  • 電解液等の漏れがなくリード線の接続部に腐食等がないか確認します。

表示

  • 所定の電圧値・容量の表示がされているか確認します。

機能

(非常電源に切り替えて確認する。)

  •  不点灯・ちらつきがないか確認します。
  •  所定の時間点灯するか確認します(普通型は20分、長時間型は60分)。各専用回路(ブレーカー)を所定の時間切って確認する、または専用リモコンを使って確認する。
  • 所定の時間点灯するかの確認は抜き取り方式で確認することができる。各階で設置誘導灯の10%以上の個数になるように任意の誘導灯で確認する。もちろん設置されている誘導灯全数の点検が望ましい。
  • 上記抜き取り方式で確認する誘導灯は都度違う器具で確認する。毎回同じ誘導灯ではいけない。

光源

  • 汚損・著しい劣化・ちらつき等がなく、正常に点灯しているか確認します。
  • 誘導灯器具内の配線等で表示面に影が出来ていないこと。

点検スイッチ

  • 変形・破損・脱落等がないか確認します。
  • 点検スイッチを操作して(ボタンを押す・ヒモを引っ張る等)常用電源を遮断した瞬間に非常電源に切り替わり、常用電源が復旧した瞬間に常用電源に切り替わるか確認します。

ヒューズ類

  • 損傷・溶断がないか確認します。
  • 所定の種類・容量のものが使われているか確認します。

結線接続

  • 断線・端子の緩み・脱落・損傷がないかを目視・ドライバー等で確認します。

信号装置等

(消灯機能・点滅機能・誘導音機能・減光機能等を作動させるための移報装置をいう。)

外形

  • 変形・損傷・腐食・端子の緩みがないか確認します。

結線接続

  • 断線・端子の緩み・脱落・損傷がないかを目視・ドライバー等で確認します。

機能

  • 正常に点滅すること。
  • 正常に音声などが鳴動すること。
  • 正常に点灯すること(減光型、消灯型に限る)。

制御装置

(集中制御方式の自動点検機能のものに限る)

  • 「運転中」「監視中」の表示ランプが点灯しているか確認します。

誘導標識

誘導標識の例

外形

  • 変形・損傷・著しい汚損・脱落・剥離等がなく、容易に誘導標識として識別出来ること。

視認障害等

  • 所定の位置に設置されている確認します。
  • 誘導灯の周囲に間仕切り・衝立・カーテンなどがあって視認障害になっていないか確認します。
  • 誘導灯の周囲にこれとまぎらわしいもの、誘導灯をさえぎる灯火、掲示物などがないか確認します。
  • 防火対象物の改築等により誘導灯の設置位置が不適切になったり、個数に不足が生じていないか確認します。

採光又は照明

  • 識別に十分な採光又は照明があること。

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表示面の輝度

(高輝度蓄光式誘導標識に限る)

  • 劣化による輝度の減衰がないか目視・輝度計で確認します。

設置場所の輝度

(高輝度蓄光式誘導標識に限る)

  • 設置場所において十分な照度を確保しているか目視・照度計で確認する。

ヒューズ類

(電気エネルギーにより光を発する誘導標識に限る)

  • 損傷・溶断等がないか確認する。
  • 所定の容量・種類のものが使われているか確認する。

結線接続

(電気エネルギーにより光を発する誘導標識に限る)

  • 断線・端子の緩み・脱落・損傷がないかを目視・ドライバー等で確認します。

電源

(電気エネルギーにより光を発する誘導標識のうち内蔵型の電源を有するものに限る)

  • 外形・・・変形・損傷・腐食・亀裂等がない、電解液に漏れ・リード線等に腐食がないか確認する。
  • 表示・・・所定の電圧値及び容量の表示があるか確認する。
  • 機能・・・内蔵電源に切り替えて不点灯、ちらつきがないか確認する。

高輝度蓄光式誘導標識について

上記、高輝度蓄光式誘導標識(以下高輝度標識)って見たことありますか?私は見たことないので調べてみました。調べてきましたので以下写真を参照してください。

昔からある消防認定品の誘導標識は中輝度蓄光式誘導標識(以下中輝度標識)ということで、標識の右下に付いている認定マークの大きさが20mmです。

中輝度誘導標識、消防認定マークの例

中輝度誘導標識の例

また輝度も違い、一定時間、一定方式で蓄光した標識を20分放置したあとの表示面の平均輝度が100ミリカンデラ/㎡以上の誘導標識が高輝度標識で、24~100ミリカンデラ/㎡未満が中輝度標識です。

また、点検項目の「高輝度蓄光式誘導標識に限る」の見分け方認定マークが10mmか20mmかを確認すれば良いということになります。

高輝度誘導標識の例

高輝度誘導標識の認定マークの大きさ

上記の写真は高輝度誘導標識の写真で、認定マークの大きさが10mmであることがわかります。実際に暗闇でこの高輝度誘導標識を光らせてみると、すごい明るくてわかりやすい標識でした。

高輝度誘導標識は誘導灯の代替ができるとのことでしたが、確かにこの明るさなら代わりも務まると感じました。(代替ができるかどうかは所轄消防署によります。)